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zoom RSS 母なる紀ノ川に架かる橋

<<   作成日時 : 2018/03/07 21:12   >>

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またまたタイトルを替えたと思うでしょう。
私が紀ノ川をテーマを取り上げるきっかけになったのが、ある冊子のタイトルを見てからです。
それが”母なる紀ノ川”です。
どこで使おうかなと考えましたが、奈良県の五條では早すぎる。やはり名の通りゆったりと広い河川になった方が良いと考えました。

そして今日は集中して書きます『紀ノ川』というタイトルの本を出版された有吉佐和子さんの
小説も取り上げさせてもらいました。でも 先に今日の”紀ノ川架かる橋”を取上げましょう。

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紀ノ川に架かる橋5

 橋本高野橋(はしもとこうやはし)
 所在地: 橋本市
 施工年: 2006年(平成18年)
 長さ:   230.9メートル
 形式:   桁

橋本橋よりも一つ下流にある橋で、高野山に上るのはこちらが中心の国道370号線です。

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右岸の左右から写しました。橋から取り上げましょう。マークは言うまでもなく高野山です。

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歩いていて周囲を見て驚きました。この方の名を知っている方は和歌山通ですね。
この橋が出来た2006年の時まで和歌山県知事を務めておられたお方です。
たまたま今年の12月には現在の知事の選挙が行われます。考えてみると早いものです。

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ここまで書くとお分かりでしょう。そうです左端にある額が木村知事です。少しブラックユーモアが過ぎましたね。


最初にも少し書きましたが有吉佐和子さんの作品は多くありますが。お母さんの出身地の
和歌山を描いた作品が多いです。その中でも川を取上げた三部作の一つが”紀の川”です。
この作品の出だしは孫娘を連れて、九度山の慈尊院にお詣りをした場面からです。
本来次の町の九度山町で取り上げた方が合いそうですが、”母なる紀ノ川”を使うとしたら、
最もふさわしいと考えました。
優しい母がすべてを抱擁してくれる暖かさとおおらかさが特に感じられた名前です。

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この乳房型の飾りは羽二重で丸く綿をくるみ、中央を乳首のように縛絞り上げているものです。弘法大師の母公と弥勒菩薩を祀る霊廟に捧げて安産、授乳、育児願う民間信仰です。
ここでそ『紀ノ川』の小説に出てくる主な人を紹介しましょう。

     九度山町の紀本家      主人公   花
                       その夫   真谷 敬策(またにけいさく)
                       夫の弟       浩策(     こうさく)

                       花の父   紀本 信貴(きもとのぶたか)
                       花の母       水尾(     みお)   若死にする
                       花の弟       雅貴(    まさたか)
                       祖母(大御っさん)豊乃(とよの)    婿を決めたお方


物語は花の嫁入りの船下りから始まる。5艘の船の2艘目に花嫁の花が乗っていた。
六十谷の村まで各船着き場で休憩するが、両側の岸から、見物する人で溢れかえった。

その前に二十歳を迎える花には2口の見合い話があった。一つは格上のそして少し上流の 隅田(すだ)の荘の豪族の息子。もう一つは海草郡有功村六十谷(かいそうぐんいさおむらむそた)に住む村役場の助役を務める男だった。
その中で祖母の豊乃(とよの)さんが選ぶ基準が私は大変好きだった。以下紹介しましょう。

「なんでて考えておみ。紀ノ川は東から西へ流れているわの。紀本から隅田へ行たら西から
東で流れに逆らうちゅうもんや。紀ノ川添いの嫁入りは、流れに逆ろうてはならんのやえ。」
        小設『紀ノ川』より抜粋


現在の時代では男女の好き嫌いで結婚する自由恋愛が中心でしょう。当時はほとんど親が親戚や町や村を束ねる顔役が世話をしていたようだ。
ただその縁談が必ずしも当人にとって幸せかどうかは分らない。又少しでもあっただろう
自由に好きになった者同士の結婚が不幸になったかどうかは知る由もない。

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このような変な男が最後に出てきては興ざめでございましょう。


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この川の流れと広さと綺麗さを見て頂いて、今日の終りとしましょう。
次回からもタイトルには”母なる紀ノ川”を使わせてもらいます。        続く

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コメント(10件)

内 容 ニックネーム/日時
セラ吉さん、こんばんは~♪
有吉佐和子の小説「紀の川」と「有田川」は読んだことがあります。
どちらも方言と地名をしっかり調べ上げて書いていましたので、作家という人の頭の良さと根気の良さを思い知った記憶があります。
のん
2018/03/07 22:25
セラ吉さん お疲れ様です。高野山には未だ車で行ったことが有りません。橋本高野橋、覚えておきます。流れに逆らわずに嫁入りのお話は面白いですねぇ。天邪鬼の私は、そんなら上流の男は何時まで経っても嫁がけーへんがな!なんてアホな事を考えてしまいます。(笑) 一度有吉さんの「紀の川」読んでみます。(^^♪
y&m
2018/03/08 08:58
のんさん、こんにちは。
有田川の小説も好きで
源流に近い所まで自転車で行きました。
大水害の時に大きい木に(柏槇の木)
ひっかかり助かった滝川原のお寺にも
行きました。
千田のけんか祭りがあった
お寺と浜にも行きました。
よくお書きになっていると思います。
セラ吉
2018/03/08 12:31
y&mさん、こんにちは。
痛い所をつきますね。
有吉流に言うと男性は
現住所を隠すことでしょうね。

その風習は和歌山市に住んでいる
私でも小さい時に聞いた事があります。

高野山は割とどこでも駐車場があります。
盆地ですから歩くのも楽しいと思います。
健脚の様な方でしょうから、
7つの女人堂を廻るコースもあります。
是非歩いて見て下さい。
アップダウンのある16`位の山道です。
親御さんを介護されているようですから、
奥さんの許可はいりますよ。
セラ吉
2018/03/08 12:41
セラ吉さん こんばんは
海沿いの言葉はお世辞でも
・・・ですが、紀ノ川沿いの
言葉は優雅ですね。

『流れに逆ろうてはならんのやえ』
『この虎はそれに因んで造った
もんやしてよし』等

華岡青洲の加恵と姑が麻酔
を巡っての言い争いも 気品が
あり凛としたものを感じます。
(内容はドロドロしてますが)

このような 言葉で 案内ができたら
と思ったことがありましたが
似合わないのでやめました。

ローズ
2018/03/10 19:48
ローズさん、こんばんは。
おっしゃる通りです。
川筋の言葉の柔らかさには、
ちょっととげがありそうです。

近日中にアップしたい華岡青洲の
資料がありません。
はるごんにお願いしようかな!
DVDもないのと本の字は小さすぎます。
名手の本陣の花嫁衣装で終り。

かえさん、はなさん、はるさん達は
気品と筋が通っていますね。
セラ吉
2018/03/11 18:09
せら吉さん、こんばんは。
私の生まれ育った紀北地方をテーマにして頂いてありがとうございます。
紀北、特に伊都・橋本地方の女性の言葉は、柔らかくソフトです。私もそんな中で育ったので、和歌山市内に住んでみて、周りの女性の言葉の荒々しさに驚きました。
橋本高野橋、岸上橋(学文路に架かる橋)、九度山橋あたりが生活圏でした。
昔、岸上橋がないとき、川舟の渡しがあり、大人10円・小人5円でした。県道昇格後は無料になりました。
古道ウォーカー
2018/03/11 23:04
古道うぉーかーさん、おはようございます。
次回の予定で、岸上橋を書きます。
この素晴らしいきれいな川が、
ジェーン台風で荒れたのですから・・・。
渡しを調べているのですが、
中々わかりません。
橋、渡しは生活の基盤と思い
テーマにしました。
ご協力をお願いします。
セラ吉
2018/03/12 09:37
またまた、お久しぶりです^^;
『紀ノ川』と言えば有吉佐和子さんの小説が思い浮かぶので、何時登場するのかと心待ちにしていました。
詳しく書かれて、セラ吉節が炸裂しています。
紀ノ川ナビゲーターとしての面目躍如です!

旅人が頭にかぶるのかと思っていた、これは乳房型の飾りですか。
安産、授乳、育児願う民間信仰とあるので成程です。
物語も時代考証と相まってフムフムでした!
母なる紀ノ川なので、乳房が出てきた訳ですね。
フムフムです。
アルクノ
2018/03/16 22:06
アルクノさん。おはようございます。
いろいろとお世話になりました。
たぶんラストメッセージになろうかと思います。

すばらしい生き様には感心しています。
和歌山に来ていただけなくて、残念です。
セラ吉
2018/03/17 10:42

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